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最近の3次元CGアニメとして印象的なものは [アニメ]

過去3次元CGアニメとしてはアリの大群が登場する1998年のアンツ、怪物を描く2001年のシュレック、海底のクマノミを主人公として描く2003年のファインディング・ニモ、村上春樹の翻訳急行北極号で知られるそのアニメ化2004年のポーラー・エクスプレスなどが記憶に残っている。

シュレックは続編も出て大勢の人物が衣装も髪形も1人ずつ違うように描かれていたり、冬場に人物が吐く息もデイ・アフター・トゥモローの映画の教訓から白く描かれていて全てがリアルであったように思う。

200台のコンピュータが駆使され描く体制も100人単位以上、しかも独自にコンピュータプログラムが開発された環境で2年から3年かけて制作されていたようではある。従って1作で4年ぐらいの制作期間がかかっていたようではある。

その後フルアニメーションの話としてはアナと雪の女王があってこれは本作は見てないけれどアンデルセンの童話が元になっているらしい。歌が先行され各国で吹き込みが行われたようで、後から思うとこれは作品を売り出す広告の一環であったものかもしれない。

この作品はロシアで2012年に製作された3次元フルCGアニメーション雪の女王を見て感動した米国のアニメの製作陣が作ったとされている。
ロシアの雪の女王はその描かれ方としてはリアルで動物の習性や人物の性格を含む存在感としての描かれ方もよく出来ていた。
しかもしゃべる言語は英語でそれに合わせてリップシンクがなされていたのは驚きでもあった。

ただ2014年の第2作目は製作陣が変わったのか主人公ゲルダの姿や行動、扱われ方、表情も少し違っていたようだった。

ロシアも含め外国の場合細かな部分まで描く装飾に対するこだわりは相当なものでここが単純さを追い求める我国との間に著しい感性の違いを感じる。(例えばバンダナの宝飾部分、マーシャと熊のネコの勲章その他)

3次元アニメではこういう描き方と感動とは無関係ではないはず。お金に糸目はつけないという条件で目いっぱい装飾を施した3次元の建物なり造形物を作るコンテストを行うとどういう作品が出て来るのだろうか興味が持たれる。ロボットやガンダムはあれはメカであって装飾とは又違うものと思われる。
左甚五郎氏はどう思うのだろうか・・・そんなことを言われても・・・

この動画を見たのはロシア人の女性歌手ニューシャがテーマソングらしき歌を歌っていて、たまたま動画共有サイトで検索をかけるとこれが見つかり知られることになったもの。
Nyusha - This New Year https://youtu.be/VWGBOGcrj4s
Nyusha - Where are you, where I https://youtu.be/IwpDzJE4fc8

あと"FINALE MASH UP" - Music Video | Barbie[トレードマーク] in Rock 'N Royals という一連のアニメーションシリーズの中のものもあるがキャラクターが楽器を奏でて踊る内容が人物と同じぐらいの精度で描かれているのはこれも驚異に感じたもの。
人物の動きをモーションキャプチャーするという手法は昔から聞いたことがあるが、現在もそういう手法が使われているのかどうかは分からない。https://youtu.be/d4FJ5eNGjW0  

The Chase - Philippe Gamerというアニメも少し前に見たアニメではかなり驚異的なアニメであると感じた。https://youtu.be/-FKgtgMA6zs

Chasseurs de Monstres 2 - Film COMPLET en Français (2018, Animation, Famille) 1:39:27 中国?
https://youtu.be/tAL-XxTWekU

Vanessa Paradis & -M- "La seine"  モンスター・イン・パリ  ヴァネッサ・パラディの歌
https://youtu.be/9Z-NbQvhzKM

アニメでは表現も漫画チックでなく実写映像により近い表現になっているものが見つかった。
Quiet Story All Cutscenes - Metal Gear Solid 5 The Phantom Pain 60FPS
https://youtu.be/vUDhtpaDFF4

そして最近の驚愕のアニメはマーシャと熊という3次元CGアニメ。資料によるとロシアの子供向けテレビアニメシリーズとある。ソフトは米国のオートデスク社のMAYAが使われているらしい。草の葉1本1本といった細部まで描かれている。

なんといっても主人公の少女マーシャが赤ちゃんのままのような容貌で現れ、よくそのあどけなさを見せながら活発に動き回るのでこれが見ものにもなっている。何回も顔を見たくなるといっても良いぐらいに表情の豊かさを見せてくれる。

熊と子どもという大きさから言っても対照的な2者を同時に描くのは難しいもの。大人の熊をこの赤ちゃん大の子供が常に困らせるという内容になっている。

熊が実際は人間を困らせ脅威になっているというのにこのクマは実に人懐っこい。そしてそれを恐れずかえって攻撃したりする様子は熊に対する勇気を持てという意味なのか。クマや他の動物はアとかウという声は発するようだけれどほぼパントマイムに近い表現をするような作りになっている。少女の動きは素早く飛ぶように動くところが微笑ましくて笑え往年のトムとジェリーのマンガを見ているような感覚さえ覚える。



https://youtu.be/7Cw69aq3Gno

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